次世代の経営を担うリーダー育成へ

所長研修がスタート

おうちPARKグループでは今期より、新たな人材育成施策として「階層別研修」を本格的にスタートしました。

企業を取り巻く環境が大きく変化する中、社員一人ひとりの成長はもちろん、それぞれの役職に求められる役割や責任に応じた能力開発が重要になっています。そこで当グループでは、「新入社員研修」「幹部候補研修」「課長研修」「所長研修」の4つの階層に分け、それぞれに最適化した研修カリキュラムを構築しました。

そのうちの1つとして、5月15日に所長研修がスタートしました。

昨年から準備を進めてきた階層別研修

今回の階層別研修の企画・設計を担当したのは、経営企画室 室長の佐野です。

昨年から研修内容の検討を重ね、現場で求められる知識やスキルだけでなく、将来の経営人材育成という視点も取り入れながらカリキュラムを作成してきました。

これまで各部門や店舗単位での教育機会はありましたが、役職ごとに必要な能力を体系的に学ぶ場は十分とは言えませんでした。

そこで今回、「会社全体の方向性を理解し、自ら考え行動できる人材を育てること」を目的に、役職別の学習機会を整備。特に所長研修では、店舗や部門の責任者として成果を創出しながら、経営視点を身につけることを重視しています。

また、4月に実施された新入社員本部研修も、この階層別研修の一環として位置付けられています。

新入社員から所長層まで、それぞれのステージに応じた学びを提供することで、組織全体の成長を目指しています。

所長は経営を支える重要なポジション

今回の研修対象となる所長は、各店舗・各部門の責任者であり、おうちPARKグループの中核を担う存在です。

日々の業績管理や部下育成はもちろん、経営方針を現場に浸透させる役割も担っています。

会社の方針を理解し、それを現場で実行できなければ組織は前進しません。一方で、現場で起きている課題や顧客の声を経営層へ伝えることも所長の重要な役割です。

つまり所長は、社長や取締役と現場をつなぐ「架け橋」のような存在と言えるでしょう。

今回の研修では、そうした経営幹部に近い立場の人材として必要な知識や考え方を学びながら、今後の組織運営や事業成長につなげることを目指しています。

第1回のテーマは「マーケティング」

第1回所長研修のテーマは「マーケティング」。

マーケティング研修は4回に分けて開催予定です。1つずつ講義とワークを繰り返して、理解を深めていきます。

住宅業界を取り巻く環境は年々変化しており、人口減少や少子高齢化、金利動向、住宅関連法規の改正、デジタル化の進展など、事業に影響を与える要素は数多く存在します。

こうした変化を正しく捉え、自店舗や自部門の戦略に反映していくことが、これからの責任者には求められます。

研修ではまず、マーケティングの基礎知識について学んだ後、外部環境分析の代表的な手法である「PEST分析」を中心に講義が行われました。

PEST分析とは、

  • Politics(政治)
  • Economy(経済)
  • Society(社会)
  • Technology(技術)

の4つの視点から外部環境を分析する手法です。

企業努力だけでは変えられない外部環境を正しく理解し、その変化を機会として捉えることが目的となります。言い換えると、自分達が戦う土俵を決めるという事です。このPEST分析の結果・起きている変化は自社ではどうしてもコントロールできないのです。

例えば、

  • 金利上昇は住宅購入意欲にどのような影響を与えるのか
  • 人口構造の変化は今後の住宅需要にどう関係するのか
  • AIやデジタル技術の進化は業務効率化につながるのか

など、住宅・不動産業界に関連する具体的な事例を交えながら学習を進めました。

自店舗・自部門の未来を考えるワーク

講義の後は、参加者それぞれが自店舗・自部門の置かれている環境について分析するワークを実施しました。

各自に配布されたワークシートへ、PESTの4つの視点から自部門に影響を与えそうな外部環境を書き出していきます。特に大事なポイントはこのPEST分析からの情報は自社・自部門・自店舗にとって、プラスの影響なのか、マイナスの影響なのかと、影響度が大きいのか、小さいのかを明記することです。同じPEST分析の結果であっても、プラスの影響を受けることもあれば、マイナスの影響を受けることもあります。

第1回目の研修を通じて、普段の業務では目の前のお客様対応や案件対応に追われがちですが、今回は視点を少し高くもち、自分たちを取り巻く環境変化を俯瞰して考える機会となりました。

参加者からは、

「改めて整理してみると、自分たちの業界を取り巻く変化の多さに気付いた」

「普段ニュースで見ていた内容が、自店舗にも関係していることが分かった」

「外部環境を分析することで、今後の方向性を考えるヒントになった」

といった声も聞かれました。

学び続ける組織を目指して

変化の激しい時代において、企業が成長を続けるためには「学び続ける組織」であることが欠かせません。

おうちPARKグループでは、社員一人ひとりの成長が企業の成長につながるという考えのもと、人材育成に力を入れています。

今回スタートした所長研修も単発で終わるものではなく、今後もマーケティング、財務、マネジメント、組織運営など、経営に必要なテーマを継続的に学んでいく予定です。

所長が成長すれば、店舗や部門が成長する。
店舗や部門が成長すれば、会社全体が成長する。

そんな好循環を生み出すための取り組みとして、今後も階層別研修を推進し、次世代のおうちPARKグループを支える人材育成に取り組んでまいります。

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