工事安全とご家族様の繁栄を願って

新築工事の着工に伴い、お施主様と共に地鎮祭に参加しました
新築工事の着工を前に、お施主様と共に地鎮祭を執り行いました。
当日は天候にも恵まれ、澄んだ空気の中で迎えることができた地鎮祭。
「いよいよ工事が始まる」という期待感と同時に、土地の神様へご挨拶を行うこの儀式は、何度経験しても身の引き締まる思いがします。
家づくりは、図面が完成した瞬間がゴールではありません。
この土地に家を建て、ここで新しい暮らしが始まる――その大切な節目として、地鎮祭は欠かせない行事です。
井戸のお清めも実施 ― 土地への感謝と敬意
今回の敷地には井戸がありましたので、建物だけでなく井戸のお清めもあわせて行っていただきました。井戸は古くから「命の水」を司る大切な存在とされており、土地の歴史や記憶が宿る場所でもあります。工事の安全はもちろん、これから建つ建物やご家族の繁栄を願い、丁寧にお祓いをしていただきました。

こうした一つひとつの所作には、土地への感謝と敬意が込められています。
地鎮祭の流れ ― 一つひとつに意味のある儀式
地鎮祭は、決められた手順に沿って厳かに進められます。
今回も、以下の流れで式が執り行われました。
手水(てみず)
参列者が手を洗い、心身を清めます。
修祓(しゅばつ)
神主が祭壇や参列者、お供え物を祓い清め、場を整えます。
降神(こうしん)
土地の神様を祭壇へお招きします。
献饌(けんせん)
お酒や野菜などのお供え物を神様にお供えします。
祝詞奏上(のりとそうじょう)
工事の無事と安全、建物の繁栄を祈願する祝詞が読み上げられます。
四方祓(しほうはらい)
土地の四隅をお祓いし、敷地全体を清めます。
地鎮の儀(じちんのぎ)
工事の開始を象徴する儀式で、鍬入れや草を刈る所作を行います。
玉串拝礼(たまぐしはいれい)
榊の枝(玉串)を神前に捧げ、参列者それぞれが祈願します。
撤饌(てっせん)・昇神(しょうじん)
お供え物を下げ、神様をお送りします。
一つひとつの工程には意味があり、工事が無事に進むよう願いが込められています。
地鎮祭とは ― 家づくりの原点となる儀式
地鎮祭とは、土木工事や建物の建築に先立ち、
工事の無事や安全、そして建物や住まいの繁栄を祈る儀式です。

工事着工にあたり神職をお招きし、神様にお供え物をし、祝詞をあげ、お祓いを行います。
また、地鎮祭では役割ごとの儀式も特徴的です。
・設計者が行う「刈初(かりぞめ)」
・お施主様が行う「穿初(うがちぞめ)」
・工事監督が行う「土均(つちならし)」
それぞれが家づくりに関わる立場として参加し、
「これから共にこの住まいをつくっていく」という想いを共有する場でもあります。
神社への費用について
地鎮祭を執り行う神社は、
お客様ご指定の神社、または弊社よりご紹介する神社となります。
神主さんへお渡しする御祈祷料は神社によって異なりますが、
一般的には3万円〜5万円程度が目安です。
御祈祷料は、式が終わった後にのし袋に入れてお渡しします。
表書きには「玉串料」または「初穂料」と記載します。
日取りの考え方 ― 吉日を選んで安心のスタートを
地鎮祭は、縁起の良い日を選んで行われることが一般的です。
最も良いとされるのは「大安」。
そのほかにも
・「友引」
・「先勝」の午前中
・「先負」の午後
であれば問題ないとされています。
一方、「仏滅」などは避けることが多く、日程については事前にご相談の上で決定します。
いよいよ始まる家づくり ― 想いを形に
地鎮祭を終え、いよいよ新築工事がスタートします。
土地への感謝と工事の安全を祈り、関係者全員が同じ方向を向いて家づくりに臨む――
その第一歩が、この地鎮祭です。
お施主様の想いが詰まった住まいが、
安全に、丁寧に、そして確かな品質で完成するよう、
これからの工事も誠心誠意取り組んでまいります。
完成までの過程も含めて、
一つひとつの節目を大切にしながら、家づくりを進めていきます。
