技術と人の温かさに触れる一日

― 株式会社タカキ 狭山事業所様 プレカット工場見学のレポート ―

1月29日(木)おうちパークグループは 株式会社タカキ 狭山事業所様のプレカット工場を見学させていただきました。
当日は工事部・分譲部・おうちリフォームのメンバーを中心に、総勢15名が参加。普段はそれぞれの現場で忙しく働く私たちにとって、「家づくりの根幹を支える現場」を直接見て、感じて、学ぶことができる、非常に貴重な機会となりました。


株式会社タカキとは ― 木と真摯に向き合い続ける企業 ―

株式会社タカキ様は、木材加工・プレカット事業を中心に、住宅づくりを支える重要な役割を担っている企業です。長年にわたり培ってきた高度な加工技術と品質管理体制により、設計通り・寸分違わぬ精度で木材を加工し、多くの建築会社から厚い信頼を得ています。

特に印象的だったのは、「木を扱う会社=技術力」というイメージだけでは語りきれない、人と人との関係性を大切にする企業姿勢でした。それは、今回の見学の最初の瞬間から、私たちの心に強く残ることになります。


「プレカット」とは何か

― 家づくりを支える縁の下の力持ち ―

ここで改めて、「プレカット」について簡単にご説明します。
プレカットとは、住宅の柱や梁、土台といった構造材を、建築現場に運び込む前に、工場であらかじめ設計図に基づいて加工しておく仕組みのことです。

現場での手加工を減らすことで
・工期の短縮
・品質の安定
・職人さんの負担軽減
といった多くのメリットが生まれます。
つまり、私たちが提供する「安心して長く住める家」は、このプレカット工場の精密な仕事によって、しっかりと支えられているのです。


驚きのスタート

― スタッフ総出のお出迎えに感動 ―

工場に到着して、まず驚かされたのは、タカキの皆さまがスタッフ総出で私たちを迎えてくださったことでした。「見学に来た取引先を迎える」という一言では片付けられない、自然で温かいお出迎え。その空気感から、長年かけて築き上げてこられた社風が、自然と伝わってきます。

そして、1階のオフィス前を通り、2階の会議室に案内されましたが、オフィスや会議室はもちろんのこと、階段・廊下に至るまで、5Sが徹底されていました。

私は前職時代、業界業種問わず、1000件以上の中小企業様を訪問させて頂きましたが、結果的に業績の良い会社、社員さんがイキイキと働いている会社は「挨拶がきちんとできる」「電話対応が丁寧で上手」「5Sがきちんとしている」の3つが揃っていることを学びました。タカキ様はまさにこの条件に当てはまる会社です。

~技術の裏側にある“想い” ~

まずは担当の小山田様よりご挨拶を頂き、プロジェクターとスクリーンの投影より会社概要のご説明をいただきました。弊社スタッフ一同、タカキ様の会社に対する理解を深める機会となりました。

小山田様にご挨拶頂き、会社概要の動画を視聴する弊社スタッフ一同

また、同席されていた社員の皆さまも、終始にこやかで気配りが行き届いており、質問にも一つひとつ丁寧に答えてくださいました。この場を借りて、改めて感謝申し上げます。


いよいよ工場見学へ ― 自動加工機に一同びっくり ―

工場内に入ると、そこには圧巻の光景が広がっていました。
大型の機械が、木材を次々と自動で加工していく様子は、まさに圧倒的。正確さとスピードを兼ね備えた動きに、参加メンバー一同、思わず声を上げてしまいました。

「このボタンを押すと機械が動きますよ」
そう声をかけられ、少しドキドキしながらボタンを押したのは杉田課長。

機械のボタンを押す杉田課長。滅多にできないドキドキな体験です。

機械が動き出す瞬間の緊張感を感じながら「ポチッ」と押した瞬間に目にもとまらぬスピードで、木材の加工が始まりました。完成度の高い加工結果に、弊社スタッフからは自然と拍手が起こりました。


心のこもったサプライズ― 破材から生まれた特別なコースター ―

見学後、最初に説明を受けた部屋へ戻ると、テーブルの上には素敵なプレゼントが用意されていました。それは、タカキ様の破材を活用して作られた木製コースター。しかも、そこには「株式会社おうちLABO」の会社名が刻まれており、その繊細な仕上がりに、思わず見入ってしまいました。

高い技術と抜群のセンスで作成された木製コースター

「木を無駄にしない」という姿勢と、「相手を想う気持ち」がになった贈り物。ものづくりの会社としての哲学を感じる、心温まるひとコマでした。


展示品の見学と、最後まで続くおもてなし

最後は1階の展示品コーナーを見学。木のぬくもりが伝わる子ども用のおもちゃに、思わず夢中になるスタッフの姿もあり、終始和やかな雰囲気に包まれていました。

見学中も、タカキの皆さまは仕事の手を止めて、何度もお声がけやお見送りをしてくださいました。
あまりの丁寧さに、思わず「どうぞ、私たちのことは気にせずお仕事なさってください」
と声をかけてしまうほど。それほどまでに、心配りの行き届いた対応でした。

私が気になったのが大きな家の造形品。よく見ると、屋根、柱、窓枠など、用途に応じた名前が記されていました。勉強熱心な木下さんは夢中で写真を撮り、多賀さんは「佐野さん。これはすごく勉強になるので、会社で購入してください。社長に話してもらえませんか?」と(驚)

左は大きな造形品。柱、梁の1つ1つに名前がついています。右は写真を撮る木下さんとこの造形品を欲しがっていた多家さん。

技術を超えた価値 ― 人間力と接客力に学ぶ ―

高い技術で木材を加工する株式会社タカキ 狭山事業所様。
しかし、今回の見学で私たちが最も強く感じたのは、**技術をはるかに超える“人の力”**でした。

人間力、接客力、そして相手を思いやる姿勢。
これらすべてが揃ってこそ、本当に信頼される企業になるのだと、改めて学ばせていただきました。

株式会社タカキ 狭山事業所の皆さま、このたびは本当にありがとうございました。
今回の学びを、私たちの家づくり・サービス向上にしっかりと活かしてまいります。

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