社員の健康を考えて

簡易版社食導入の検討をスタート
2025年6月某日。
おうちパークグループでは、社員の健康管理と日々の食生活を見直す取り組みの一環として、簡易版社食サービスの導入検討を行いました。
背景にあったのは、「忙しい日々の中でも、できるだけ栄養のあるものを食べてほしい」という想いです。特に一部の男性スタッフの中には、昼食がカップラーメンや菓子パンだけで済んでしまう日も見受けられます。今は元気でも、数年後、10年後を考えたときに、本当にそれで良いのだろうか。
「できるだけ長く、健康に、おうちパークグループで活躍してほしい」――そんな想いから、今回の検討が始まりました。
「きたきた!」サンプル到着でオフィスがにぎやかに
社食サンプルがオフィスに届くと、空気が一変。
「きたきた!」という声とともに、真っ先に集まってきたのは女性スタッフたちでした。

箱を開けながら、「これ何?」「美味しそう!」と自然に会話が広がり、オフィスの一角が一気ににぎやかになります。サンプル食品を手に取り、写真を撮ったり、感想を言い合ったり。その様子は、まるでちょっとしたイベントのようでした。
“食”をきっかけに、ここまで場が和むのは、ある意味ひとつの才能かもしれません。
いつも自然に周囲を明るくし、場の空気を温めてくれる。そんなスタッフの存在を、改めて感じる時間でもありました。

楽しそうな試食タイム、広がるリアルな声
実際にサンプル食品を手にしたスタッフからは、さまざまな声が上がりました。
「これはしっかりしていて満足感がある」
「野菜が多くて、普段よりちゃんとした食事をしている感じがする」
一方で、「これだけだと少し物足りないかも」
「サンドイッチ1つだと、午後までもたないかもしれない」といった、率直な意見も聞かれます。
良い点も、気になる点も、どちらも包み隠さず出てくる――それがこの試食の一番の価値でした。
導入を見送った理由――コストと運用の現実
最終的に、今回の簡易版社食導入は見送るという判断に至りました。
理由は大きく3つあります。
ひとつ目は、コスト面。
1食あたりの個人負担は100円と手頃に見える一方で、実際には保管・管理・配送対応など、想定以上に会社側のコストがかかることが分かりました。
ふたつ目は、食事内容のばらつきです。
ボリュームがあり、栄養面でも満足度の高いメニューがある一方で、サンドイッチ1つのみといった軽めの内容のものもあり、満足感に差が出てしまう点が課題となりました。
そして三つ目は、選択の自由がないこと。
月に2回、社食セットが届けられる仕組みでしたが、その中身は事前に選ぶことができません。食の好みや量の差がある中で、一律のセット提供が本当に全員にとって良いのか、慎重に検討する必要があると判断しました。
「やらない」決断も、社員を想うからこそ
今回の検討で大切にしたのは、「導入すること」そのものではありません。
本当に社員のためになるのか。無理なく、長く続けられる形なのか。
その視点で考えた結果、今回は導入を断念するという結論に至りました。
試してみたからこそ分かったこと、見えてきた課題。
それらを曖昧にせず、正直に判断することも、会社としての大切な姿勢だと考えています。
健康への取り組みは、これからも続く
今回の社食導入は見送りとなりましたが、「社員の健康を大切にしたい」という想いが消えるわけではありません。
むしろ、今回の経験を通じて、次に検討すべき方向性がより明確になったと感じています。
働く環境、食事、生活リズム――。
一人ひとりが無理なく、自分らしく働き続けられる会社であるために。
おうちパークグループは、これからも試行錯誤を重ねながら、より良い形を模索していきます。

カップラーメンと菓子パンが恋人⁉ 左は片居木次長 右は加賀谷さん